遠賀川は嘉麻市を源流として飯塚、直方、北九州市まで福岡県北部を流れる一級河川です。
遠賀川の利を活かした農・工・商の発展とそこに住む人々の生活や文化に大きくかかわりを持ち続けています。
今回は春におすすめ、遠賀川沿いを巡るドライブコースをご紹介しますね。
今回のルートはこちら。
ほとめき市場 一太郎

まずは腹ごしらえとして一太郎さんへ。こちらは新鮮なお魚から野菜、肉、惣菜、パン…。何でも揃って食のテーマパークのよう。同じ敷地に回転すし、鰻屋もあります。
今回は10時半到着で、持ち帰りの寿司や惣菜を買って、同敷地内のイートスペースで食べることにします。これが大正解。日曜日だったので著者が食べ終わる頃にはどんどん人が増えてきました。





ほとめき市場 一太郎
福岡県飯塚市鯰田1646-43
営業時間:10:00~18:30
店休日:毎週月曜日 及び、月2回程度連休あり
◆月曜日が祝日の場合、翌日が店休日
目尾(しゃかのお)フォーラム鯉のぼり

飯塚市鯰田大橋近くの遠賀川河川敷に約160匹の鯉のぼりが40本の竹に結ばれて大空を舞っています。
地域の方のボランティアによるもので、駐車場も用意されており、ゆっくり近くまで散策することができます。向こうに見える筑豊本線の電車が通っていく風景もなんだかかわいらしい。河川敷のダイコンの花がとてもきれいでした。


目尾フォーラム 鯉のぼり
福岡県飯塚市目尾820
駐車場有
めだか寺 丸山観音寺

お寺なんですけど、めだかの聖地でもある丸山観音寺さん。
何方も宗派問わず気兼ねなく訪れていただくことができます、とあるように境内にはたくさんのめだかの他にも「めだかの学校」を奏でることができる音響パイプや、水みくじ、厄割玉などあります。なんだかかしこまらず、気軽に参拝できるお寺です。この日も多くの方が参拝に来られてました。



直方河川敷公園のチューリップ
福岡県観光WEBクロスロードふくおかホームページより
毎年3月末から4月上旬ごろ直方河川敷公園(直方リバーサイドパーク)で「直方チューリップフェア」がおこなわれます。フェアの時期は様々なイベントが催され、土・日は駐車場代が500円必要ですが、通常は無料で入ることができます。
4月20日ごろはだいぶん花が開ききっていましたが、まだ楽しめました。

遠賀川水源地ポンプ室

2015年に『明治日本の産業革命遺産』に登録されたこちらの施設。驚くべきは今も稼働しており、現役なこと!!
明治時代の産業革命で鉄生産に成功した官営八幡製鉄所へ水を送る施設として作られました。水量の多い遠賀川を水源とし、現在でも日本の重工業を支え続けています。
現在も使われているということで中に入ることはできませんが、金網の向こう側では確かにポンプ室の音が聞こえてきました。
土、日に訪れるとボランティアの方がいらっしゃって施設のことを教えてくださいます。
中間市民クランドこいのぼり
毎年、150匹の色とりどりの鯉のぼりが空を舞います。
とても広いグランドで中間市役所の前にあります。ラグビーやソフトボールの練習もおこなわれています。
ワンタッチテントを立ててピクニックをしている家族もいて、芝生で安心して子供をあそばせることができます。
目の前の遠賀川下流ではブラックバスを釣る人たちのボートがたくさん。
駐車場無料で広いです。入り口と出口が違うので注意です。
遠賀えし

ドライブ最後のコーヒーはここで。夫婦で営まれている豆工房。
ご主人の生まれ育ったこの地に恩返しがしたいという想いでの店名『遠賀えし』だそうです。
こじんまりとした店内からの大きな窓からみえる田園風景。ゆったるとした時間がすぎていきます。

こだわりのコーヒーと自家栽培の小豆やサツマイモで作られたぜんざいや餅。



テラス席もあって気持ちのよい時間を過ごすことができます。ワンちゃんOKでワンちゃん連れの方がテラス席を利用されてましたよ。
いかがでしたか。遠賀川に映えるこいのぼりはこの時期の風物詩です。遠賀川の上流では鮭の稚魚を放流しています。鮭の遡上の南限でわずかな数しか戻ってこず、ゼロの年もあります。将来のこどもたち、地球のためにもきれいな遠賀川であり続けてほしいですね。こどもたちも鮭も元気に育て!!
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