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2024年7月3日に新紙幣が発行されます。1万円札は渋沢栄一、5千円札は津田梅子、1千円札は北里柴三郎の肖像が掲載されることになります。
今回は千円札の北里柴三郎も故郷、熊本県阿蘇郡小国町にある北里柴三郎記念館へ行ってきましたのでリポートいたします。
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基本情報と駐車場
概要
住所 : 〒869-2505 熊本県阿蘇郡北里3199
所要時間 :熊本ICから約90分 日田IC約70分 玖珠IC約30分
電話 :0967-46-5466
開館時間 :9:30~16:30(年中無休*年末年始除く)
入館料 :一般・大学生600円 高校生450円 小中学生350円 小学生未満無料
団体 :一般・大学生500円 高校生400円 小中学生300円 小学生未満無料
[20名様以上]
※1 小中高生ファミリー割引…家族で来館の小中高生は50円割引
※2 障がい者手帳持参の方(介添え及び手話等通訳が必要な方は、介添え・通訳者1名含む)…200円割引
北里柴三郎博士のフラッグが小国の町中に掲げられていました。
駐車場
こちらの駐車場は第一駐車場。坂の下の方には第二、第三、臨時駐車場があります。第一駐車場が記念館まで歩かないでいいのでおすすめです。
ドンネル館
入館するとまずは北里博士の生涯や功績を映像で知ることができるドンネル館へ。5分程度で博士のことやこれから見学する記念館のことが予習できます。なぜドンネルっていうか知っていますか。答えはこちら
映像のあとは中庭を通って貴賓館へ
貴賓館
1916年(大正5年)の建造物。北里博士が帰省の際や来客時に使用した邸宅。小国といったら小国杉。杉と曇りガラスが素敵です。2階からの眺望は見る価値ありです。
熊本県の小学校道徳の教科書にも掲載された「光る縁側」。厳しい両親の教育方針で幼いころから親戚の家に預けられていた柴三郎。そこの家での役割として縁側の拭き掃除を命じられる。はじめは中途半端にやっていた柴三郎だったが、その仕事ぶりを叱責されると負けず嫌いの性分があらわれ 真面目に取り組むように。そうするうちに、縁側が光りだすようになったそうです。そうなってくると俄然、楽しくなってきた縁側拭き。ぴかぴかと光る縁側は家宝となったそうです。
北里博士の功績の一つである、破傷風菌の純粋培養の装置のパネルなど、部屋の壁には様々な写真や説明パネルが設置されています。
2階から見た眺望はとても雄大で爽やかな風を感じることができます。目の前の涌蓋山はいつまでも見ていられるくらい。しばし、畳の上に正座をして博士の気分に浸かっておりました。
生家の一部
博士が少年時代を過ごした家。元々は記念館より北側の川沿いにあり、通称坂下屋敷と呼ばれていました。1 8 9 5 年( 明治2 8 年)に博士が両親を東京へ招き一緒に暮らすようになった際、旧居を縮小して現在の二部屋にしたものと伝えられています。
北里柴三郎記念館HPより
生家の茅葺は杉の皮を重ねたもの。雨漏りしにくいそうです。
地元でも有名な庄屋だったため家は大きかったと思われます。
北里文庫と書庫
博士が郷里の子どものために私財を投じて作った図書館です。こちらの館内は撮影禁止ということで外観のみですが、展示品や資料は大変見ごたえのあるものでした。
奥は土蔵になっており空気がひんやりしてました。
当時は熊本県内では県立図書館の次に規模の大きい図書館だったようです。
夫婦杉と胸像
最後に
最後は顔はめの記念写真撮ってきました(笑)。お土産は小国の商店街で買った北里博士ラベルの日本酒と記念館で購入した菊芋チップです。
北里柴三郎記念館は現代技術と大正時代の古さとが融合した見ごたえ抜群の資料館でした。北里博士の功績を改めて知ることができ、さらに生家や北里文庫、貴賓館の管理はさぞ大変なことだろうと想像させられました。新型コロナが猛威をふっるった昨今、この時期の新紙幣に抜擢されたことに不思議な縁を感じます。ぜひ、一度、行かれてみてください。小国の雄大な景色にも癒されるはずです。
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