*本記事は一部プロモーションを含みます
「登山に興味はあるけれど、体力に自信がない…」「初めての山登り、どこから始めればいい?」そんな方にぴったりなのが、福岡県にある立花山です。標高はわずか367メートルながら、美しい自然と歴史を感じることができ、登山デビューには理想的なコース。今回は、なぜ立花山が“超”初心者にこそおすすめなのか、その魅力をたっぷりご紹介します。
立花山登山口はいくつかありますが、今回は新宮側より登ります。
アクセス
車
立花山登山者駐車場

上の写真は日曜日の昼12時。朝からこのくらいの多さです。30台ほど止められるでしょうか。駐車代無料。
満車の場合は立花山登山者第2駐車場へ
立花山登山者第2駐車場

JR・バス
JR「福工大前」駅下車後、新宮コミュニティバス「マリンクス」行先番号4⃣ 佐屋方面行きに乗って『立花小学校前』で降ります。
降車後バスの進行方向に登山口の看板が見えてきます。登山口まで15分くらいです。
バスは1時間に1本ほど。料金はなんと100円。キャッシュレスはPayPayのみ利用可能です。
時間表や利用方法は新宮町公式ホームページ
帰りは行き先番号3⃣西鉄新宮駅方面行きに乗ってくださいね。
新宮町公式ホームページより
登山開始
登山口への案内看板を目指しながら歩いていくと早速、急坂。途中にヤギのメイちゃんがいます。


登山口に到着です。
立花山、立花城の説明が貼られてあり、新宮町のリーフレットなどが置かれています。


登山口から1時間以内で頂上に到着します。特に危ないところはないですが、細くなっているところもあるので、互いに譲り合いながら進みましょう。大雨による土砂が流れていたり倒木などのロープが張られている場所には立ち入らないようにしましょう。道中には目印や案内が立ってあるので安心して進めます。



頂上
頂上に足を踏み入れた先には福岡市東区が一望できます。遠くには空港や福岡paypayドームも確認することができます。
右手の高い建物は人工島照葉にあるタワーマンションです。その奥の島は志賀島ですね。

頂上は広くてあちこちでお弁当を食べたり談笑する姿がみられます。その中には就学前と思われるお子さんの姿も。

余裕があったら寄ってみて
大クス
途中でこの案内板に会ったらぜひ左方向の「樟原始林」のほうに行ってみてください。
森の巨人たち100選に選ばれた「立花山の大クス」に会うことができます。また、原生林の中を歩くのもきもちがいいです。

樹齢300年を超える大クスです。幹周785cm、樹高30m。国の特別天然記念物に指定されています。

原始林の中を歩いていると、大クス方面と馬責め場方面に分かれます。
馬責め場
立花道雪の娘、誾千代(ぎんちよ)が女子隊の射撃訓練をした場所だそうです。広い尾根でその先には大一足と小一足につづきます。が、馬責め場に謎のイスが並んであり、一人で先に進むのが怖くなってきたので後戻りをして頂上をめざしました。

立花城址城石
立花山城は、立花道雪や立花宗茂など、戦国時代の武将が拠点とした山城で、戦略的に重要な位置にありました。
1600年に黒田長政が筑前に移り、福岡城を築いた後、立花城は廃城となり、石垣が残るのみとなっています。

立花城の古井戸
現地の看板によると「井戸というより、実際は雨水をためていた場所。籠城の際は、水量が全く足りず、水の手筋の谷(修験道の滝ルート)で取水していた模様」だそうです。
(左)新宮町ホームページより (右)今回行ったら完全に埋まってました…。
こみんかみかん/たちばなBASE367

立花山下山後に立ち寄りたいスポット。築120年の古民家で新宮町のカフェも併設されている観光交流施設です。
中に入れば高い天井に大きな梁、広い土間と広い座敷。筆者が訪問したときは雛人形とさげもん、鯉のぼりや五月人形が飾られていました。
新宮町のパンフレットやイベント情報が置かれており、販売の小物も並んでいます。
カフェの方のメニューは新宮の特産品を使用したあまおうやみかんのスムージー(¥450)や相島のひじきのコロッケ(¥300)、相島のあこや貝クリームチャウダーいりのホットサンド(¥250)etc。
どれもおいしそうだし、なによりリーズナブルすぎてびっくり。
おばあちゃんちに行ったみたいでゆっくりしちゃいました。



こみんかみかん/たちばなBASE367
福岡県糟屋郡新宮町立花口1324
⏰こみんかみかん/9:00~17:00
たちばなBASE367/9:30~16:30
定休日
水曜日、年末年始
最後に
立花山は手軽で初心者にぴったりの低山登山です。
山城である立花山の登山道を歩く際には、歴史的な背景を感じながら散策するのも一興です。
こみんかみかん/たちばなBASE367で情報収集してからいくのもいいですね。
今回、使用した靴はこちら。

つま先が反りあがってらくらく登れるし、クッションに厚みがあって、下りではひざの衝撃を全く感じなかったです。
ウォータープルーフで汚れにも強く、低山登山にもタウンユースにも使える優秀なシューズでした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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